単身赴任

ブログなるものを始めてみんとす。

にぎにぎしい女たち(岩瀬孝)

短大の一般向け講演の書き起こしだそうです。

 

著者の個性が妙に強く、予備校の授業かい?と思っていたけど似たようなものだった。

想定読者がなぜか高齢女性ぽいのも何でかなと思ったら、受講者に高齢寄り女性が多いんだって。

あとがきで軽く言い訳してるのが可愛らしい。

 

中世〜近世のフランスの…女性史…?

自分で何読んでるかわかんないって頭の出来が相当だけども、多分そういう…そういう内容…

フランスの大まかな歴史や哲学史を教えていただいた上で、ジャンヌ・ダルクマリー・アントワネットが実際にはどんな感じの人だったんかを教えていただく?感じ?

 

こういうレベルなんで自分がいかにあほちゃんであるかを実感しながら読んでいたけど、とりあえずキャラ立ちすぎて「ジャンヌ(マリー)ちゃんとモブ多数」状態だった「ぼくのかんがえたむかしのふらんす」からは片手出てきた気持ちれす。早く出ていきたいね…みっともないし…

 

著者がフランス演劇の研究者だそうで、そのせいか?フランス人の性質が軽くだけどわかりやすく書かれていて、そのへんが私には興味深かったでした。

キャラクターの性質に深めに突っ込んでいくのって演劇ならではだと思ったりなどす…